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←金作原原生林のヒカゲヘゴ
原生林へは宿の方が麓まで車を出してくれるというのでありがたく便乗しました。
本当は早朝にうろつきたかったんですが、早朝に一人は万一のことがあると危ないからやめときなと宿の人に止められました。
なので一応ツアー客もいる時間帯にあわせたのですが、車は数台すれ違ったものの歩いてる人には誰っにも会いませんでした。
特に横道に入ると本気で人がいない。
こういう状況になると私は調子に乗って鼻歌歌っちゃう人です。どうでもいい。
時間が時間だったのでさえずりは多くありませんでしたが、アカヒゲやらズアカアオバトやらの声がちらほら聞こえ、鳥も結構いるらしい雰囲気。
しかし声が遠かったり枝葉が邪魔だったりで姿を見るのは難しいですね。
それでも一心不乱に愛の巣を掘るオーストンオオアカゲラの雄をなんとか確認。
いや、思ってたより黒かった…
背中がもう黒すぎて黒光ってたような。
オオアカゲラ(White-backed Woodpecker)
こちらは別の日に観察の森で撮ったオーストンオオアカゲラの雌。
いや…この英名絶対嘘だ。
金作原散策後h、夕日を見がてらサクッと芝生を確認してこようと思い海浜公園へ。
そしたらいました、いましたよ。
芝生といえばヤツガシラ。
ここにいるのは1羽だけでした。
しかし違う場所で2回もヤツガシラを見てしまうとは…さすがは奄美クオリティ。
しかもこの時あの場所でヤツガシラに注目していたのは私一人。
なんという贅沢さ、最高です。
気がつけば夕日のシャッターチャンスを逃していたけど、夕日とヤツガシラならヤツガシラを選ぶしかないです。はい。
観察の森でなんとか撮れたアカヒゲ。
暗い林床でもあの赤は映えますね。
さえずりが近くで聞こえ、足元でカサカサ音がしたので待ってたら出てきてくれました。
地面でうごめいてるのは大抵シロハラなんですけど、こういうこともあるから油断ならないです。
そういえばバスで話に付き合ってくれた運転手さんはアカショウビンとアカヒゲを同じ鳥と勘違いしてたみたいです。
地元の人と鳥の話をすると、大抵アカショウビンの話がよく出てきました。
いつもあそこの木にとまるからあたしも挨拶していくのよーとか、ルリカケスは声が駄目だけど、声がいいのはあれだよーとか。
時期的にちょっと早くて、今回私はアカショウビンには会えなかったんですが、どうも地元の人からするとルリカケスよりむしろアカショウビンのほうが身近な鳥みたいです。
←看板に使われるくらいだし。
なんだか今回はいろんな人のお世話になってしまいました。
特に宿の方々の奄美話が面白くて聞いても聞いてもきりがなく、ついつい夜遅くまで話し込んでました。
今度奄美に行くときはちゃんとお土産でも持っていかないと。
次はきっとアカショウビンが見れる時期にずらしていきます。ヤツガシラは惜しいですけども。
奄美で車に便乗させてくださった方々、奄美話をしてくださった地元の方々、鳥情報をくださったウォッチャーの方々、本当にありがとうございました!