PEANUTS FIELD 野鳥 忍者ブログ
豆糖の描いたイラストやら写真やら
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部屋の目の前の畑にヤマガラ親子がきてました。

yamaoya.jpg

親がちょこまかと忙しそうにしている傍で

yamahina.jpg
じっと枝に止まってピーピーおねだり。
これぞ萌え。



akahara.jpg
ついでに先日窓の外にいたアカハラ。
ようやく気候的にも春らしくなってきた感じがします。
夏鳥の声も増えてきたかなぁ。



以下拍手お返事
 

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hego1.jpg←金作原原生林のヒカゲヘゴ
原生林へは宿の方が麓まで車を出してくれるというのでありがたく便乗しました。

本当は早朝にうろつきたかったんですが、早朝に一人は万一のことがあると危ないからやめときなと宿の人に止められました。
なので一応ツアー客もいる時間帯にあわせたのですが、車は数台すれ違ったものの歩いてる人には誰っにも会いませんでした。
特に横道に入ると本気で人がいない。
こういう状況になると私は調子に乗って鼻歌歌っちゃう人です。どうでもいい。

時間が時間だったのでさえずりは多くありませんでしたが、アカヒゲやらズアカアオバトやらの声がちらほら聞こえ、鳥も結構いるらしい雰囲気。
しかし声が遠かったり枝葉が邪魔だったりで姿を見るのは難しいですね。


それでも一心不乱に愛の巣を掘るオーストンオオアカゲラの雄をなんとか確認。
いや、思ってたより黒かった…
背中がもう黒すぎて黒光ってたような。

o-chan.jpg
オオアカゲラ(White-backed Woodpecker)

こちらは別の日に観察の森で撮ったオーストンオオアカゲラの雌。
いや…この英名絶対嘘だ。


金作原散策後h、夕日を見がてらサクッと芝生を確認してこようと思い海浜公園へ。
そしたらいました、いましたよ。
yattun.jpg

芝生といえばヤツガシラ。
ここにいるのは1羽だけでした。

しかし違う場所で2回もヤツガシラを見てしまうとは…さすがは奄美クオリティ。
しかもこの時あの場所でヤツガシラに注目していたのは私一人。
なんという贅沢さ、最高です。

気がつけば夕日のシャッターチャンスを逃していたけど、夕日とヤツガシラならヤツガシラを選ぶしかないです。はい。
 

akahige.jpg
アカヒゲ(Riukiu Robin)

観察の森でなんとか撮れたアカヒゲ。
暗い林床でもあの赤は映えますね。
さえずりが近くで聞こえ、足元でカサカサ音がしたので待ってたら出てきてくれました。
地面でうごめいてるのは大抵シロハラなんですけど、こういうこともあるから油断ならないです。


akasho-.jpgそういえばバスで話に付き合ってくれた運転手さんはアカショウビンとアカヒゲを同じ鳥と勘違いしてたみたいです。
地元の人と鳥の話をすると、大抵アカショウビンの話がよく出てきました。
いつもあそこの木にとまるからあたしも挨拶していくのよーとか、ルリカケスは声が駄目だけど、声がいいのはあれだよーとか。
時期的にちょっと早くて、今回私はアカショウビンには会えなかったんですが、どうも地元の人からするとルリカケスよりむしろアカショウビンのほうが身近な鳥みたいです。
←看板に使われるくらいだし。



なんだか今回はいろんな人のお世話になってしまいました。
特に宿の方々の奄美話が面白くて聞いても聞いてもきりがなく、ついつい夜遅くまで話し込んでました。
今度奄美に行くときはちゃんとお土産でも持っていかないと。
次はきっとアカショウビンが見れる時期にずらしていきます。ヤツガシラは惜しいですけども。



奄美で車に便乗させてくださった方々、奄美話をしてくださった地元の方々、鳥情報をくださったウォッチャーの方々、本当にありがとうございました!

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先日、奄美大島でアマミヤマシギを探して何故かタヌキに会う夢を見ました。奄美シック。
続きです。

同じ宿に3泊したんですが、1,2泊目は私しか客がおらず貸し切り状態。
おかげさまで宿のおばちゃん達にはずいぶん良くしてもらえました。
ここって車なしでも行けますかね、と相談したらそのあたりのバス事情や道路の様子なんかも調べてくれ、市街地までだったら乗せてあげるとまで言ってくださり、ありがたい反面申し訳ないとまで思ってしまいました。
めちゃくちゃいい人達です。
というわけでバスで龍郷の集落まで行き、林道を歩いて奄美自然観察の森まで行ってきました。

目的地へ行くまでにも結構いろんな鳥に会えるもんです。
 

aochan.jpg
ズアカアオバト(Whistling Green Pigeon)

緑が見事に同化してしまう…たぶん女の子。
奴らの鳴き声は、私も人に言われるまで鳥の声と気づかなかったくらい笛っぽいです。
普通のアオバトの悲しげな感じとも違って、一言で言うと「ふざけた尺八」って感じです。
微妙にこぶしがきいてます。好きです。

しかし奄美ではキジバトよりむしろズアカアオバトをよく見た気がします。
キジバトも本土では町中にも定着してますけど、奄美では未だに山の鳥なんですかね。
ちなみに向こうにいるのはリュウキュウキジバトという亜種なんだそうで、微妙な色の濃さが奇妙な違和感。
 

sasiba.jpg
サシバ(Grey-faced Buzzard-eagle)

サシバは奄美では冬鳥らしく、島中あちこちにいました。 
かわりにトビは全く見てません。
見たこともない珍鳥がいるのに、本土では当たり前の種が見られなかったりする面白さも島の醍醐味かと。
 

ruri1.jpg
ルリカケス(Purple Jay)

そう、私はこいつらに会いに奄美まで来たんですよ。
姿は最高なのに声が最悪というカラス科のギャップが大好きな私にはずっと憧れの鳥でした。
島に入ればあちこちで姿は見られるけれど、ここでしか見られないと思えば何度見たって飽きないです。
自然観察の森ではかなりの至近距離で集まってくれました。幸せ。

ruri2.jpg
カケスの行水。頭がうっかりスーパーハード。


ところで私はもう一つ、奄美で見られるんじゃないかと密かに期待していた鳥がいました。
ヤツガシラという、図鑑をめくってもそいつだけ妙に浮きまくってる派手な鳥です。
私はどうしても島というシチュエーションでその鳥を見たかったんですが、飛島でも三宅でも小笠原でも振られまくってました。
一緒にルリカケスを眺めていた人にそんな話をしたら、なんとヤツガシラスポットまで車で案内してくれるとのこと。
な、なんていいひと!
 

yatsu.jpg
ヤツガシラ(Hoopoe)

というわけで、会えました。しかも2羽。
ヤツガシラってずっと単独で見られるイメージだったんですけど!
念願かなった時の喜びは言葉では伝えようもないです。


yatu.jpg図鑑で見たときと実物を見たときで印象が変わる鳥って意外といます。
なので自分が見たことのない鳥を描くのって結構勇気が要ります。
ヤツガシラの場合も図鑑だとあの派手な頭にばかり目がいってたんですが、実際見ると意外と顔がちんちくりん。
くちばしもシギチとはまた違って異様に細く見えました。
そしてのんびりしすぎ。幸せな時間をありがとう。
…英名可愛いな!


そしてこの日は、車がないから今回は無理かなと半分諦めていた夜行性の鳥、アマミヤマシギにも会うことができました。
写真は記念程度なので載せられませんけど。
ヤマシギの声は予習してなかったんですが、オオジシギが「ギシャシャシャシャー」とデストロイな声で鳴くので、アマミヤマシギも相当やかましいのかと思ってました。
でも、なんか、押すと「ブーゥ」とか鳴る玩具あるじゃないですか、ああいう声でした。
丸みといい、歩き方といい、声といい、なんとなく間抜けな雰囲気でした。好きです。
アマミヤマシギ型のブーブークッションとか土産物として売ってれば可愛いのに。
でも、だめか、地味すぎてきっと売れない。

booboo.gif
でかすぎとかただのヤマシギだとかマニアックな突っ込みは勘弁してください

ヤツガシラといいアマミヤマシギといいズアカアオバトのコーラスといい、ものすごい穴場を教えてもらったようで、この日便乗させていただいた方には感謝しきりです。
お陰様でこの日はとても楽しかったです。ありがとうございました!



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oohama1.jpg奄美大島のルリカケスに憧れ続けて早ゥン年、ついに上陸を果たし、帰って参りました。

長期間のまとまった休みもおそらくこれが最後なので、実は他にも候補は考えてました。
高い国内に行かなくても安い海外に行くべきかとか、学生らしく18きっぷでひたすら当てのない旅に挑戦するとか。
でもテレビや何かで「奄美」という単語が出る度にときめきを覚えるという症状がかなり前から続いていたし、何となく呼ばれているような気がしたので、やはり行くなら今だと思い、3月に入ってから奄美行きを決意。

といっても島を車ナシで女一人旅とか、かなり無謀ではありましたけど。
無謀だとわかってはいたのであまり計画は立てず成行きに任せて、とりあえず今回はルリカケスさえ見れれば後はスケッチ旅行に切り替えてもいいかなとも考えてました。

しかし奄美は期待を裏切りませんでした。
っていうかむしろ期待以上でした。
楽しすぎてこの旅をうまく文章化できる自信は全くないんですけど、一応旅の記録として書いておこうと思います。
というわけで、奄美旅行記です。



oohama2.jpgまず、上陸後、宿へ向かおうとしてバスを乗り過ごしました。(爆)
というか、関東のバスと島のバスとでルールが違うことに気づかなかったって話です。
東京なんかを走ってるような普通のバスなら、バス停を通り過ぎる度に料金表の表示が変わって、「次は〇〇〇、お降りの方はボタンを…」みたいな放送が流れるんですけど、それがないです。
放送は勿論ないですが、乗客も少ないし運転手さんも慣れてるせいだと思うんですけど、バス停3つ4つ過ぎてからまとめて料金表と次のバス停の表示を変えることが多いです。
それで島の土地勘がない私は目標のバス停を通り過ぎたことに気づかずうっかり隣の集落まで行ってしまいましたとさ。
一方、乗るときに運転手さんに目的地を言えばバス停じゃなくても降ろしてくれました。
「どの辺で降りる?」ということをよく聞いてくれます。
地域に歩くのが大変なお年寄りが多いからなんだそうです。

で、結局この時は次のバスもほとんどなかったので歩いて目的地まで戻りました。
この時点で若干テンション下がってたんですが、歩いてる途中で早速ルリカケスを発見したおかげでテンションうなぎ昇り。
本当に奄美に来たということを実感。



その後、宿に荷物を置いて海浜公園などを散歩。

途中、林の中で黒っぽい大きめの鳥がうごめいているのを発見。
カラスかな、いや待て。ここを何処だと思っている!

karasubato1.jpg
カラスバト(Black Wood Pigeon)
というわけでカラスバト。
三宅島とかではチラチラとしか見れなかったんですが、今回はかなりじっくり見れました。
そういえば意識してなかったけど、カラスバトって他のハトに比べてわりと姿勢が垂直な気がする。
首が長いからそう見えるだけかな?
超リラックス状態で羽づくろい。
モッサリしてるなあ。


isopiyo.jpg
イソヒヨドリ♀(Blue Rock Thrush)
イソピヨは市街地でもあちこちでひょこひょこしてました。
こうして見ると雌もうろこ模様が奇麗です。
少し爬虫類っぽいかも。
 
 
haku.jpg
ハクセキレイ(White Wagtail)
 島に入るとかかりやすい病気があるんですよ。
「島で見る鳥がことごとく珍鳥に思えてしまう病」、と言うんですけど。
ハクセキレイなんかを見ても、もしかして私の知らないセキレイだったりしないかなーとついつい見てしまいます。
結局これは普通のハクセキレイでしたが。



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日帰り卒業旅行という名目で、大学の鳥仲間とカモメを見に行ってきました。
海での鳥見はほとんどしない人間なので、カモメをがっつり見たのは初めてだったり。

sirokamome.jpg

船に止まっていたシロカモメ。
シロカモメはわかりやすくて実に良いんですが、カモメ類の識別はやっぱり相当難しいことがよくわかりましたorz
サイズは個体差が大きすぎて大雑把なタイプぐらいしかわからないし、
風切羽の裏の色が違うといわれてもなかなか見えない部分だし、
短足だとか頭が丸いだとかも微妙な違いで感覚に頼ってしまうし…
まあ、慣れるのが一番だとは思うんですけど、海が遠いので慣れるほど海鳥を見る機会が少ないという悲劇。
でもこんなにマニアックな鳥見は久しぶりだったので、それはそれで違う楽しさでした。
可愛いセグロカモメを追及するのも面白いです。

そして今回のスペシャルゲスト、噂の彼にも会ってきました。

yukihoo.jpg

ユキホオジロ♂ 冬羽
図鑑で見た通りの姿に思わずテンション急上昇。
頭が白いせいかつぶらな瞳が引き立ちますね!
褐色の頬が個人的にオカメインコ的なものを連想させたり。

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