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豆糖の描いたイラストやら写真やら
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そういえばアップしてなかったクレヨン絵。
下に行くほど古いです。

chameleon.jpg
「カメレオン」

mypace.jpg
「マイペース」

shachi2.jpg
「鯱2」
 

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休みが入りまして少し落ち着いたので報告を。
四国の山奥に引っ越してまいりました。
ikyu.jpg
うーん、実に立体的な土地ですな。
絵になる景色が多いです。
惜しむらくは森のほとんどが人工林であることかな。
花粉症の人には相当辛いでしょうなあ。

四月半ばにもかかわらずまだ肌寒い今日この頃ですが、今後も今まで通りゆるい感じで更新していけそうなのでよろしくお願い致します。


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Yban.jpg
ワイバーン的なものを。
鳥と同じようなバランスで考えちゃっていいんだろうか。

ところで明日より実家を出ることになりました。
引っ越し先でネット環境が整うまであまり更新できないと思われます。
さてどうなるやら。



以下拍手お返事

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hego1.jpg←金作原原生林のヒカゲヘゴ
原生林へは宿の方が麓まで車を出してくれるというのでありがたく便乗しました。

本当は早朝にうろつきたかったんですが、早朝に一人は万一のことがあると危ないからやめときなと宿の人に止められました。
なので一応ツアー客もいる時間帯にあわせたのですが、車は数台すれ違ったものの歩いてる人には誰っにも会いませんでした。
特に横道に入ると本気で人がいない。
こういう状況になると私は調子に乗って鼻歌歌っちゃう人です。どうでもいい。

時間が時間だったのでさえずりは多くありませんでしたが、アカヒゲやらズアカアオバトやらの声がちらほら聞こえ、鳥も結構いるらしい雰囲気。
しかし声が遠かったり枝葉が邪魔だったりで姿を見るのは難しいですね。


それでも一心不乱に愛の巣を掘るオーストンオオアカゲラの雄をなんとか確認。
いや、思ってたより黒かった…
背中がもう黒すぎて黒光ってたような。

o-chan.jpg
オオアカゲラ(White-backed Woodpecker)

こちらは別の日に観察の森で撮ったオーストンオオアカゲラの雌。
いや…この英名絶対嘘だ。


金作原散策後h、夕日を見がてらサクッと芝生を確認してこようと思い海浜公園へ。
そしたらいました、いましたよ。
yattun.jpg

芝生といえばヤツガシラ。
ここにいるのは1羽だけでした。

しかし違う場所で2回もヤツガシラを見てしまうとは…さすがは奄美クオリティ。
しかもこの時あの場所でヤツガシラに注目していたのは私一人。
なんという贅沢さ、最高です。

気がつけば夕日のシャッターチャンスを逃していたけど、夕日とヤツガシラならヤツガシラを選ぶしかないです。はい。
 

akahige.jpg
アカヒゲ(Riukiu Robin)

観察の森でなんとか撮れたアカヒゲ。
暗い林床でもあの赤は映えますね。
さえずりが近くで聞こえ、足元でカサカサ音がしたので待ってたら出てきてくれました。
地面でうごめいてるのは大抵シロハラなんですけど、こういうこともあるから油断ならないです。


akasho-.jpgそういえばバスで話に付き合ってくれた運転手さんはアカショウビンとアカヒゲを同じ鳥と勘違いしてたみたいです。
地元の人と鳥の話をすると、大抵アカショウビンの話がよく出てきました。
いつもあそこの木にとまるからあたしも挨拶していくのよーとか、ルリカケスは声が駄目だけど、声がいいのはあれだよーとか。
時期的にちょっと早くて、今回私はアカショウビンには会えなかったんですが、どうも地元の人からするとルリカケスよりむしろアカショウビンのほうが身近な鳥みたいです。
←看板に使われるくらいだし。



なんだか今回はいろんな人のお世話になってしまいました。
特に宿の方々の奄美話が面白くて聞いても聞いてもきりがなく、ついつい夜遅くまで話し込んでました。
今度奄美に行くときはちゃんとお土産でも持っていかないと。
次はきっとアカショウビンが見れる時期にずらしていきます。ヤツガシラは惜しいですけども。



奄美で車に便乗させてくださった方々、奄美話をしてくださった地元の方々、鳥情報をくださったウォッチャーの方々、本当にありがとうございました!

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先日、奄美大島でアマミヤマシギを探して何故かタヌキに会う夢を見ました。奄美シック。
続きです。

同じ宿に3泊したんですが、1,2泊目は私しか客がおらず貸し切り状態。
おかげさまで宿のおばちゃん達にはずいぶん良くしてもらえました。
ここって車なしでも行けますかね、と相談したらそのあたりのバス事情や道路の様子なんかも調べてくれ、市街地までだったら乗せてあげるとまで言ってくださり、ありがたい反面申し訳ないとまで思ってしまいました。
めちゃくちゃいい人達です。
というわけでバスで龍郷の集落まで行き、林道を歩いて奄美自然観察の森まで行ってきました。

目的地へ行くまでにも結構いろんな鳥に会えるもんです。
 

aochan.jpg
ズアカアオバト(Whistling Green Pigeon)

緑が見事に同化してしまう…たぶん女の子。
奴らの鳴き声は、私も人に言われるまで鳥の声と気づかなかったくらい笛っぽいです。
普通のアオバトの悲しげな感じとも違って、一言で言うと「ふざけた尺八」って感じです。
微妙にこぶしがきいてます。好きです。

しかし奄美ではキジバトよりむしろズアカアオバトをよく見た気がします。
キジバトも本土では町中にも定着してますけど、奄美では未だに山の鳥なんですかね。
ちなみに向こうにいるのはリュウキュウキジバトという亜種なんだそうで、微妙な色の濃さが奇妙な違和感。
 

sasiba.jpg
サシバ(Grey-faced Buzzard-eagle)

サシバは奄美では冬鳥らしく、島中あちこちにいました。 
かわりにトビは全く見てません。
見たこともない珍鳥がいるのに、本土では当たり前の種が見られなかったりする面白さも島の醍醐味かと。
 

ruri1.jpg
ルリカケス(Purple Jay)

そう、私はこいつらに会いに奄美まで来たんですよ。
姿は最高なのに声が最悪というカラス科のギャップが大好きな私にはずっと憧れの鳥でした。
島に入ればあちこちで姿は見られるけれど、ここでしか見られないと思えば何度見たって飽きないです。
自然観察の森ではかなりの至近距離で集まってくれました。幸せ。

ruri2.jpg
カケスの行水。頭がうっかりスーパーハード。


ところで私はもう一つ、奄美で見られるんじゃないかと密かに期待していた鳥がいました。
ヤツガシラという、図鑑をめくってもそいつだけ妙に浮きまくってる派手な鳥です。
私はどうしても島というシチュエーションでその鳥を見たかったんですが、飛島でも三宅でも小笠原でも振られまくってました。
一緒にルリカケスを眺めていた人にそんな話をしたら、なんとヤツガシラスポットまで車で案内してくれるとのこと。
な、なんていいひと!
 

yatsu.jpg
ヤツガシラ(Hoopoe)

というわけで、会えました。しかも2羽。
ヤツガシラってずっと単独で見られるイメージだったんですけど!
念願かなった時の喜びは言葉では伝えようもないです。


yatu.jpg図鑑で見たときと実物を見たときで印象が変わる鳥って意外といます。
なので自分が見たことのない鳥を描くのって結構勇気が要ります。
ヤツガシラの場合も図鑑だとあの派手な頭にばかり目がいってたんですが、実際見ると意外と顔がちんちくりん。
くちばしもシギチとはまた違って異様に細く見えました。
そしてのんびりしすぎ。幸せな時間をありがとう。
…英名可愛いな!


そしてこの日は、車がないから今回は無理かなと半分諦めていた夜行性の鳥、アマミヤマシギにも会うことができました。
写真は記念程度なので載せられませんけど。
ヤマシギの声は予習してなかったんですが、オオジシギが「ギシャシャシャシャー」とデストロイな声で鳴くので、アマミヤマシギも相当やかましいのかと思ってました。
でも、なんか、押すと「ブーゥ」とか鳴る玩具あるじゃないですか、ああいう声でした。
丸みといい、歩き方といい、声といい、なんとなく間抜けな雰囲気でした。好きです。
アマミヤマシギ型のブーブークッションとか土産物として売ってれば可愛いのに。
でも、だめか、地味すぎてきっと売れない。

booboo.gif
でかすぎとかただのヤマシギだとかマニアックな突っ込みは勘弁してください

ヤツガシラといいアマミヤマシギといいズアカアオバトのコーラスといい、ものすごい穴場を教えてもらったようで、この日便乗させていただいた方には感謝しきりです。
お陰様でこの日はとても楽しかったです。ありがとうございました!



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