ネタの鮮度は落ちてますが変なキノコを食したネタです。 オニフスベという名のキノコです。人の頭くらいの大きさはありました。

畑とかにたまーに生えてたりするのですが、オニフスベが食えるらしいという噂は前々から耳にしていて、似たような毒キノコも存在しないそうなので、まあ、せっかくだし、試してみようかなんてつい思ってしまったのでした。


この中がどうなってるか気になるというわけで真っ二つに切ってみました。
で、ひとまず佃煮風に味をつけてみたんですが、食感ははんぺんに似て手ごたえのない感じ。
キノコ自体の味もあんまり感じませんでした。


が、独特のキノコ臭があります。
口に入れると癖のある臭いが鼻に抜けて、そういうもんだと思えば食べられないことはないんですが、お世辞にもいい臭いとはいえないです。
これはサブとして使うべきで、これだけ食べるべきではないなと判断しました。

↓なので2回目はもっと細かく切り、キノコ臭をごまかすため濃い目の味付けで野菜と一緒に炒めてみました。


まあ、食えないことはなかったんですが、「ちょっとはまし」というぐらいで、キノコ臭はいまいちごまかしきれなかったです。



なので更に実験。
キノコは冷凍するとうまみがアップするという噂を聞いたので、3回目は冷凍オニフスベを使って炒め物に挑戦。


が、どうしたことかアップしたのはうまみではなく例のキノコ臭でございました。
キノコ臭にいい加減食欲もそがれてきて、ここらでようやくオニフスベを美味しく食べることを諦めました。


いや、キノコ臭さえなければそんなに不味いもんではないんですけどね。
でもとりたててうまいもんでもなかったし、まあ一回試せば十分かなという感じでした。
よっぽど食べ物に困ったときに、一応これも食えるということを覚えとったらいいんじゃないですかね。うん。

とりあえず食えるからって何でもとって来るべきではないということを学習いたしました。
まあ、キノコひとつでここまで楽しめたからいいか。



結論；　オニフスベ＝キノコ臭の強いはんぺん、冷凍はタブー

[4回]